リフォームのタイミング
あなたの住まいは築何年?築年数別リフォーム・アドバイス!<築30年~編>
築年数が経つにつれて、愛着は深まるのに、住み人のニーズと住まいの古さとのギャップが大きくなり、不満が募るもの。ならば解決は、リフォームで。
ざっくりと10年区切りの築年数ごとにリフォームのポイントを挙げてみました。
<築10年~編>はこちらから!
<築20年~編>はこちらから!
住まいのメンテナンス時期とあわせてあなたのリフォーム計画にお役立てください。
築30年~ <リフォームアドバイス>
もう建て替え?リフォームでまだまだ快適に暮らせる
●住み手のライフサイクルを考えると、リフォームの目的として多くなるのは、2世帯同居。親子の関係や生活リズムの差によって、同居の間取りにも適・不適があります。
2世帯とも我慢や気兼ねをせず、それぞれに満足できる住まいを実現しましょう。早めに施工会社に相談し、アイディアを借りるのが成功の秘訣のひとつです。
●「減築」という言葉をよく見聞きします。二人暮らし、あるいは一人暮らしに合わせて、大きな住まいを小さく使うようにするものです。
不要な部屋を取り壊す工事だけでなく、たとえば1階だけで生活が完結するよう、(暖房効率も良くなるように)使わない2階への通路を閉じる方法もあります。
●木造住宅には60年程度の寿命があるといいます。それでも、大がかりなリフォームをするなら、あらかじめ躯体や土台の強度を確かめておきましょう。
柱や梁が老朽化して工事に耐えられないと困ります。筋交いを入れるなどの補強工事も可能ですから、リフォームの計画と同時に施工会社に相談するのが得策です。