リフォーム費用やローン
リフォームにかかる費用の目安
リフォーム工事は、どれも一点もの。出来合いの商品のように、ずばりいくらと値段をつけられませんが、目安としてリフォーム例を挙げてみました。今回は「家の中」のリフォームです。
▷予算100万円
たとえば和室をつぶしてリビングを拡張
8畳間くらいまでの和室を取り払ってリビング・ダイニングを18畳くらいに広げ、あわせて内装も一新する想定なら、このリフォームは100万円程度で可能です。予算内にうまく収めるには、使う建具や部材のグレードを変えて調節するとよいでしょう。
あるいは新しいユニットバスで浴室を一新
サイズも仕様も標準クラスのユニットバスなら、これもざっと100万円程度でリフォームできる工事です。ただし、在来工法の住まいで初めてユニットバスを取り入れる場合で床組みをする必要があれば、工事費がかさむ可能性が。ユニットバスの交換だけなら、浮いた分でグレードを上げることもできます。雰囲気ある照明や便利で快適なシャワーユニットを取り入れてみてはいかがでしょうか。
▷予算200万円
たとえばキッチンを対面式のレイアウトに
壁付けのキッチンを対面式に変えるリフォームは、ざっくりと200万円と考えておくとよいでしょう。10畳程度のダイニング・キッチンで、システムキッチンは中程度のグレードを想定しての目安です。大幅なレイアウト変更などで給排水管の延長や床の張り替えも出てくるとこの分の費用がかさみます。
あるいは水回りをまとめて一新
キッチン以外の水回りをまとめてリフォームするケースもよく聞きます。浴室・洗面所・トイレを一挙に新しくするのも200万円の予算でなんとかできそうです。ユニットバスの入れ替えで100万円。洗面所は1坪程度の広さなら内装工事に20万円程度。既製品の洗面化粧台にすれば、プラス30万円ほどで収まりそうです。残り50万円で、古くなったトイレを場所をとらないタンクレスの洋式水洗トイレに取り替えます。
▷予算300万円
リビングもキッチンも変えられる
やってみたいリフォーム例としては、洋室2~3室をカーペット敷きからフローリング材に張り替え、内装も一新して50万円。天井高いっぱいの壁面収納を造作してもらって50万円。あわせて100万円です。
▷予算400万円
建具や部材、設備のグレードを高く
400万円の予算があれば、これまでに挙げたリフォーム例の建具や部材、設備のグレードを妥協しなくて済むでしょう。リビング、洋室、キッチン、浴室、リフォームしたい箇所の間取り変更や模様替えを思い通りに実現できます。音楽好きな人なら防音工事などもオススメ。
●○最後に○●
予算の目安で、どんなリフォームが可能か例を見てきましたが、「少ない予算でも、できることが意外と多い」と感じてもらえたと思います。本サイトではアイデアと工夫に富んだ、リフォームの実例を紹介しているので、ぜひ参考にしてください。