リフォーム基礎情報
私のリフォーム反省記 <工事のときに>
ネットで拾った、巷で聞いた、私のリフォーム反省記
~工事のときにちょっとイラっとしたこと…~
計画編はこちら→ 私のリフォーム反省記 <計画のときに>
リフォームでは施主が居ながらの工事が多いので、住まいでの行動に制約が生じるのはしかたありません。ただ、前もって知っておいたり、決めておくと、要らぬ気遣いを省いたり、トラブルを避けたりできます。施工会社の担当者との打合せが大切です。
□「朝10時頃から工事を始めます」という話だったが、連日9時40分には大工さんが玄関口で仕事の準備をしていた。何だか落ち着かなかった。(42歳・女性)
■大規模なリフォームだったので、ビジネスマンションで仮住まい。そこそこ快適に生活できたが、工期が延びてしまい宿泊費がかさんだ。施工会社がいくらか負担してくれたので助かったが、高齢の親もつらそうだった。(55歳・女性)
□「工事の作業者に休憩のお茶は要りませんから」と施工会社では言ってくれたが、現場ともそういう申し合せになっていたのだろうか。なんとなく職人さんたちからは「お茶くらい出ないのかな」という空気が流れていたような気がしました。(52歳・女性)
■リフォーム工事中、どうしても留守にすることがあるので合鍵を作り、施工会社の担当者に渡しておいたが、現場の作業者がどう扱っていたか不安。かといって、リフォームにお金がかかったので、玄関ドアの錠を取り替える余裕はないし…… 。(52歳・女性)
□居ながらのリフォーム工事だったが、どうも身の置き場に困った。普段の生活のリズムが崩れるので、特にお年寄りは体調を整えておくことが意外に大事だとわかった。(57歳・女性)
■自宅に仕事場を持っているが、リフォーム工事の騒音が予想以上に大きくて、仕事にならない日があった。予想のつかない音の繰り返しに神経が参るのかもしれない。(39歳・男性)
□現場の防塵カーテンの隙間から木屑やホコリが漏れて、周囲の壁に付着していた。外出時にお気に入りの服がホコリで汚れてしまい、がっくり。(38歳・女性)
いかがでしたでしょうか?
どれもリアルな経験談ですね。
それでは最後に編集部から失敗を回避するアドバイス!
● リフォーム工事の工程表(作業日程・作業時間帯)をもらい、家族がいつでも見られる場所に置きます。騒音や振動の大きい作業のある日を確かめておきましょう。
● 養生の不備や施工のミスなどによる汚れや傷、あるいは現場の散らかりなどは気づいたときに指摘し、施工会社の担当者にも連絡をしておくと後の面倒を防げます。
● ここで紹介したような困った事例は、施主と施工会社・現場作業者とのコミュニケーション不足から起こりがちです。実績の豊富な施工会社なら、マニュアルやチェックリストを用意して、リフォーム工事で生じやすい問題を未然に防いでいるもの。逆にいえば、このようなトラブルの防止方法や対処方法を尋ねることは、施工会社の実力を測るひとつの判断材料になります。