リフォーム基礎情報
リフォーム成功の秘訣~対談その2~
前記事では「自由に、暮らし方本位のプランづくり」について感想をいただきました。
今回は、「イメージ」や「コンセプト」の明確さがリフォームの鍵!?です。

イメージやコンセプトを明確に
編集部:小誌の掲載記事で、そんなリフォームを実現していると感じる事例を挙げてもらえますか。
広瀬:私の印象に残っているのは、ガレージのオートバイが居間からも見られるようにしたお住まい。好きなものを暮らしの中で大事にする姿勢が気持ちいいですね。
谷山:空間のゆとりを追求したリフォームで興味深かったのは、廊下の幅をワイドにしてリゾートホテルのような余裕をもたせたマンション。2つの洋室をあわせて寝室に。来客用の予備室と書斎や、和室をなくしてリビングに。「週末を楽しく過ごせるコンドミニアムのような空間」をコンセプトにしたそうです。
きっと海外旅行などで滞在経験があったりして、お手本にするにしても実感がともなっているんでしょうね。
広瀬:コンドミニアムか~。すごいなぁ。
谷山:成功するリフォームや魅力ある住空間づくりのカギは、コンセプトだと思いますね。
掲載例を見ると、みなさんリフォームのねらいが明確です。あるいはリフォーム会社との打ち合わせでイメージを磨き上げている感じが伝わってきます。
たんに「広くしたい」「明るくしたい」にとどまらず、「どれくらいの広さで、どう暮らしたいのか」「どんな場所に、どのくらいの明るさを思い描いているのか」と図面を描き起こす一歩手前くらいまで具体的に考えているのでしょうね。
広瀬:イメージでいくと、「図書館」もありました。
谷山:ありましたね。奥さまの引っ越し荷物の1/4が書籍で、キッチン裏側を書棚にフル活用されていました。
キッチンカウンターを書斎代りに使うことで、子供たちとのコミュニケーションも図れるレイアウトでした。書棚を新しく買ったり、造作したりしなくても、既存のものを上手にまとめて図書スペースをつくっていましたね。
谷山:2世帯住宅だった中古戸建のフルリフォームで、いたるところに楽しい工夫がちりばめられた、子ども向けのアイデアいっぱいの家も。玄関には天井まで届く黒板を置いて、子供たちの落書きと家族の伝言。階段の壁は黄色で、手すり代わりにフリークライミングで用いる人口石を壁に埋め込んで石を伝って上がれるようにしていました。
子供部屋には収納スペースのロフトに滑り台もあって、もう子供たちは大喜びでしょう。
谷山:コンセプトが明快、明確ですね。友達になって、遊びに行ってみたい。
イメージやコンセプトってアイデアの宝庫みたい。なんだかワクワクしますね!
最後は、古いものを活かして老朽住宅を再生 がテーマです。