2世帯暮らし
いまの住まいをどうしますか?
子供が巣立ち、夫婦ふたりの暮らしが始まったら、いまの住まいをどうしますか?
これからの長い年月を自分たちのペースで暮らすのですから、セカンドライフにふさわしい空間にリフォーム。やってみたかったこと、相手に叶えてあげたかったことを思い通りにかたちにしてみましょう。
単に暮らしやすさの向上だけでなく、趣味や夢を追求する、心が浮き立つような住まいづくり――華のあるリフォームはシニア世代の特権です。
おすすめリフォーム ①アイランド型キッチン
台所の真ん中に大きな調理台を配したアイランド型キッチンはいかがでしょうか。料理のしやすさは格別です。
分担作業がしやすくなるので、夫婦二人で楽しく料理に取り組めます。夫婦だけの簡単な食事なら、これをダイニングテーブル代わりに使ってもよいでしょう。
あわせてシンクや調理台、コンロの高さを見直して。洗い物の際に腰をかがめていたり、コンロに深い鍋をのせたときに、つま先立ちをしないと中がのぞけない、ということはありませんか。すてきなキッチンの大前提は、快適に作業ができること。身体に負担のない作業環境をつくりましょう。
おすすめリフォーム ③ウォークインクローゼット
いまのシニア世代は、ほんとうにおしゃれ。皆さん、なかなかの衣装持ちです。余裕のあるウォークインクローゼットを、夫婦それぞれに設けてはいかがでしょう。
ポイントは、しまいこまない収納です。ハンガーに吊るしたり、透明なラックや引き出し、オープン棚やバスケットに収めたりして、すべての衣類を極力「見える化」しておくのです。
近いイメージはユニクロのお店。明るい照明と全身ミラーも忘れずに。衣裳部屋へと一気に格上げすると装う楽しみが新たになります。
帰省した子供には格納ベッドに寝てもらいましょう。使わないときは壁に収納します。子供部屋、自分たちのために気兼ねなく使わせてもらいましょう。
おすすめリフォーム ②バーカウンター
お酒やコーヒーの味は、飲む場所の雰囲気にも左右されると思いませんか。
自宅でそんな雰囲気をつくるとしたら、バーカウンター。ちょっと特別な空間が、お酒やコーヒーをもっと美味しくしてくれます。カウンターに並んで座ったり、あるいはカウンターをはさんで向きあったりすると、自然とコミュニケーションが生まれます。
知人・友人を招くのが大好きなご夫婦なら、昼はカフェ、夜はバーで、ご近所との交流拠点にもできます。楽しさが嵩じて、喫茶店を開業――もしかしたら、そんなセカンドライフにつながるかもしれませんね。