2世帯フルリフォーム戸建て
玄関は別々だけれど、いつでも一緒!の3世代住宅<旭川・2世帯フルリフォーム・戸建て>
東陽AP
親世帯の間取りも内装も息子さん夫婦にお任せ!
美瑛町で農家を営むCさん親子と若いご夫妻は、2人のお子さんも成長してきた頃、父から息子へと農家の経営を移譲したのをきっかけに、2世帯住宅を考えました。間取りから内装まですべて若いご夫妻が一任され、その出来栄えに「大満足です。本当に暮らしやすいですよ!」と絶賛するお母さま。ステキに仲のよいご家族の日常が、言葉や笑顔から伝わってきます。
ご両親の暮らしがよく考えられた間取り
「親戚など人がたくさん集まる家なので、両親が暮らす1階のリビングはテーブルやイスをどう動かしても使いやすくできることを考えました」と奥さま。
ご主人の妹さん家族が本州から帰省した時に使えるよう、LDKの一角には個室化できる部屋もお願いしました。キッチンは以前の窓側から室内向きに変更。あわせて、ダイニングは忙しい合間の食事に便利なキッチン対面のカウンターにし、テーブルは置かないようにしました。
キッチンの一角には、天井の高さほぼいっぱいの収納も設けられ、食品庫的にも使えてとても便利です。さらに勝手口周りのプランでは、農家住宅を数多く手がけてきた東陽APの経験が活かされています。「農家では勝手口は必須ですが、それにあわせてユーティリティの広さや、農作業中にも使うトイレの位置のことなど、こちらからお願いする前に提案してくれて。農家のことをよくわかってくれてるなぁと頼もしく思いました」と、ご主人は振り返ります。
お孫さんが2つの家をグルグル走り回れる、成長を見守れる住まいに
C邸は玄関が2つの分離型2世帯住宅ですが、日々の暮らしでは「2つの家」をほぼ意識することなく、行ったり来たり。特にお孫さんたちは、大好きなおじいちゃん・おばあちゃんの所に下りてきては、お話ししたり、楽しく遊んでいます。
「完全な2世帯住宅で、家族の接点をどう持たせるか。」そこを大切に考えたという東陽AP担当者。農作業に出る勝手口は1階にだけ設けたのもその一つで、春には、1階のリビングから出られるウッドデッキが完成し2階も1階も外も、グルグル自由にお孫さんたちが走り回れるようになります。
思春期も見据えた子供部屋のプラン
「プランと見積りのバランスがよかったから東陽AP」と話すご主人。インテリアが好きで、住宅のことにも関心が高かった奥さまは「プランの説明を受けた時に、将来のこともよく考えられていると思いました」といいます。その一例が子供部屋の配置です。廊下を介して、部屋として独立感が得られる点が気に入っていて、最初は「ドアの位置をもう少しリビング側に」と思った奥さまでしたが、「親と少し距離を置きたくなる思春期を迎えた時に、お子さんがイヤがりませんか?」という答えに納得。将来2部屋に仕切ることも考えて設けた2つのドアは、仲よく廊下に並ぶことになりました。
楽しい2世帯暮らしのバージョンアップも間近!
農作業の忙しい間を縫って進んだ、2世帯住宅へのリノベーション計画。厳寒期には氷点下になるほど寒かった家は、驚くほど暖かくなり、心地よさも満点です。
さらに、春が来ればウッドデッキの工事が始まり、その完成で2世帯暮らしの楽しさがバージョンアップするに違いないC邸。かわいいお孫さんがすぐそばにいてくれる、その幸せに、「2世帯になったことが一番だね」と目尻を下げるお父さん。待ち遠しい春はもう、すぐそこまで来ています。
Data
- 築年数:38年
- 種別・構造:木造2階建て
- 床面積:1階86.67㎡(減築1.89㎡)・2階88.29㎡(増築43.74㎡)
- 工期:約3.5ヵ月
- リフォーム費用:~3,000万
- プランドゥリフォーム vol.31 掲載