中古住宅+リノベーション/戸建て
やりたいことをできる限り実現。ヴィンテージ感ある開放空間に<旭川・中古リノベ・戸建て>
東陽AP
中古住宅購入のチャンスを活かしてスタートしたT邸のリノベーション。偶然、なんでも言い合える仲の先輩が東陽APにいたことから、ご主人の夢が実現に向け加速しました。
購入物件は上司の持ち家、施工会社には旧知の先輩
子供が生まれ、いつかは住宅購入をと考え始めていたTさんご夫妻の家づくりは、ひょんなきっかけで急に動き出しました。施工会社選びを兼ねた住宅見学会に参加して10社以上、20件を超す施工例を体感し、採用するアイデアを絞り込んでいきました。「見積もりは2社からもらいました。要望を叶えるにはどちらも予算オーバーでしたが、東陽APの沼倉さんはお金をかける部分と節約する部分にメリハリを付けることで、できるだけ要望に近づけてくれました」
改善点を事前リサーチ 新築同様の住宅性能に復活
リノベーションで解決すべき最大の課題は屋根からの落雪。元の屋根は切妻で正面にも雪が落ちるため、スペースに余裕のある家の裏側だけに落ちる片流れにしました。それにより、駐車場に面して空間にゆとりのなかった玄関の向きも、変更できることに。おかげで玄関が広くなり、希望していたシューズクロークも設置できました。耐震性は、東陽APならではのリノベーション技術が解決。基礎と使える柱・梁以外は解体し、新築同様の住宅性能に復活させました。給湯・暖房には光熱費を抑えるLPガスのハイブリッドを選択。住み心地やランニングコストに関する選択にはプロのアドバイスを取り入れました。
デメリットも承知の上で“したいこと”をカタチに
絶対にしたかったアイアンの階段は、小さい子供がいる家庭には向かないことを納得の上で実現。同じく必ず欲しかった吹き抜けは、もっと広い面積を想定していましたが、「冬は寒い」という奥さまと沼倉さんの意見を受け、現在の大きさで決着。「主人は開放的にしたくて、わたしは余計なものは見せたくない。でも、ほとんど主人の希望通りになりました」と奥さまは笑います。いくつかの仕様で機能性よりも心地よいデザインを優先し、奥さまとの妥結点を見つける作業をしながら、プランを固めていきました。
完成した住まいを見た時、「やりたいことができて、ほぼイメージ通りで大満足でした」と話すご主人。奥さまは、ドラム式洗濯機に子供が入ってしまう事故を防ぐ引き戸の壁面収納や、リビングに収納がない分、大容量にした寝室のウォークインクローゼットなど、機能的な仕様が気に入っています。
Data
- 築年数:25年
- 種別・構造:木造2階建て
- 床面積:1階83.43㎡(減築0.81㎡)・2階34.83㎡(減築6.48㎡)
- 工期:約2.5ヵ月
- リフォーム費用:~2,000万円
- プランドゥリフォーム vol.33 掲載