広く住まう空間を目指し、祖父母の家を明るく機能的にリノベ　＜札幌・実家リノベ・戸建＞

【Yさんの話】

プランドゥで施工会社探し。施工例と親身な対応を重視

このマンションには以前、わたし（奥さま）の祖父母が住んでいて、両親の家も近く、やがてはここに住むんだろうなと思っていました。5年ほど空き家でしたが、主人の札幌転勤が決まって具体的に動くことになったんです。
施工会社は『プランドゥリフォーム』を参考にしました。施工例が素敵だったのはもちろん、施主さんに寄り添って細かい注文にも対応したというエピソードに惹かれて、まずＲ＆Ｒスタジオさんに連絡しました。転勤前だったので打ち合わせはＺｏｏｍで、最初にお話しした時から感じがよく、直接お会いした時には依頼をほぼ決めていました。

パソコンを置く場所として提案されたカウンター。助言でイスをダイニングと兼用できるベンチにし、効率的に空間利用

配管隠しの棚は急な造作にもかかわらず複数案が提示され、色調は新調した家具とぴったり。こまやかな配慮に奥さまは大感激

細部を詰める時に役立ったプロの助言

施工例で気に入ったのが土間でした。玄関横につくれば何かと便利に使えそうと思ったんですが、打ち合わせで実際の暮らしをシミュレーションしてみると靴を履かない方が使い勝手がよいとわかりました。
クローゼットとの間に引き戸を付けるか付けないかで、わたしと主人の意見が分かれた時は、窓からの目線や冷気を遮る役目など総合的なプロの視点から「付けた方がいい」とアドバイスをもらいました。実際に住んでみたらその通りでしたね。
玄関正面の靴を置いている可動棚も助言で付けたもの。便利で助かっています。解体で想定外の配管が出てきた時も大工さんがおしゃれな造作棚で隠してくれて、プロの対応に感激しました。（談）

床はご主人が決めた天然木のフローリング。自然素材ならではの色調と肌触りで暮らしの質がアップしました

【家づくりの経過】

●会社選び

本誌を見てＲ＆Ｒスタジオに相談する前、まだ具体的なことが何も決まっていない頃に、Ｙさんご夫妻はとあるリノベーション無料相談会に参加しました。そこで金額の目安を聞いたご主人は「そんなにかかるのか！」とびっくりしたそうです。「全部壊してコミコミで平米いくらというカタチよりも、祖父母がリフォームしたお風呂とトイレはそのまま使うとか、融通の利くプランにしたかったんです」と奥さま。
さらにＲ＆ＲスタジオはＹ邸に近く、今後打ち合わせや工事でも至便と判断。さまざまな面でYさんご夫妻のニーズにぴったりでした。

《Before》

《After》 インテリアとして奥さまが熱望した室内窓は、寝室に暖気を送る通風口としても活躍します

●プランニング

間取りで最も迷ったのがキッチンの位置でした。希望の対面式ではリビングが狭く感じられ、何度もプランを出してもらって検討。立体的な３Ｄパースで確認し、納得づくで壁付けを選ぶことができました。
キッチン収納は、ショールームで実物に触れた奥さまが「これくらいの収納力があれば十分足りる」と判断。転勤で引越しを重ねるうちに、モノを持たない主義になったというＹさんご夫妻のライフスタイルが、キッチン収納をはじめとするプランの随所に反映されていきました。

趣味のゴルフ道具を出し入れしやすい納戸。靴やカギなどを置く棚を造作し、玄関はすっきり

念願の造作洗面台。タイルには透明感のあるガラスモザイクを選択しています

クローゼットには引き戸を付けて外からの人目と冷気を遮断。グリーンのクロスは「全面張りで大正解」と奥さま

●工事・完成

完成した我が家で奥さまが一番好きな空間はグリーンのクロスを利かせた収納エリア。クロス選びでは実際と同じ色の照明をサンプルに当ててもらい確認したので、仕上がりはイメージ通りです。機転で生まれた飾り棚も「かえってよかったです」とお気に入りに。丁寧な仕事にＹさんご夫妻はとても満足しています。