中古住宅+リノベーション/戸建て
冬でも素足で走り回る我が子の姿にニッコリ<札幌・中古リノベーション・戸建て>
LIXILリフォームショップ 竹内建設 リノベーション事業部
玄関ドアを開けるとパタパタと走る、かわいい足音が。取材班を迎えてくれたのは1歳4ヵ月の男の子。裸足の足元がY邸の暖かさを物語っていました。
賃貸住まいに見切りをつけて中古住宅のリノベーションへ
ご主人の通勤に便利な豊平区の賃貸アパートに住んでいたYさん。「家賃と駐車場代で年間100万円以上も払っていたんです。だったら、ローンを組んで家を持ったほうがいいですよね。それと、アパートは便利な場所にありましたが、その分、交通量が多くて子供を安心して遊ばせられる環境ではなかったので、子育てにいい場所に住みたいと話していたんです」とご夫妻はいいます。
同じ豊平区で中古物件を探すことにしたご夫妻は、オープンハウスに出かけた際に「とても親切」と好印象を得た竹内建設に相談。すると、同社がモデルハウス用に入手していた築38年の物件が、公園に近いなど希望に合うことがわかりました。モデルハウス前提で考えられていたプランに、ご夫妻の希望をプラスしてY邸仕様に。さらに、より暖かく安心な長期優良住宅にすることも決まりました。
補助金250万円も背中を押す要因に
「長期優良住宅というのがあることも知らなかったので、提案はありがたかったですね」とご主人。長期優良住宅とは、国交省が行っている「長期優良住宅化リフォーム推進事業」で、省エネ性だけでなく、劣化対策、耐震性、維持管理の各項目で認定基準が設けられた、将来にわたって安心な住まいです。住宅性能に応じて3タイプに分かれ、最も省エネ性能が高い「高度省エネルギー型」は補助金が上限250万円で、Y邸はその認定をめざしてリノベーションすることが提案されました。
プラン面では、竹内建設が用意していた基本プランから、1階は予備室的に設けられていた1部屋をなくしてリビングを広げ、2階も若干間取りを変更。内装や設備を選ぶなか、給湯・暖房については北海道エア・ウォーターが開発したヒートポンプ(電気)+エコジョーズ(LPガス)のハイブリッドシステム「VIVIDO」を提案され、導入することにしました。「補助金250万円は大きかったですね」とご主人。奥さまも「おかげで本当に暖かくて、子供を厚着させなくて済む家にすることができました」と笑顔で話します。
Data
- 築年数:38年
- 種別・構造:木造2階建て
- 床面積:1階58.80㎡・2階45.13㎡(増築7.04㎡)
- 工期:約3ヵ月
- リフォーム費用:~2,000万円
- プランドゥリフォーム vol.32号 掲載