中古住宅+リノベーション/マンション
くつろぎの時間を最優先したふたりの新居は、シンプルで手間いらずの上質空間 <札幌・中古リノベ・マンション>
住友不動産 新築そっくりさん マンションリフォーム北海道
施工価格に見合った納得のいく提案と安心感
結婚を機に新居を構えることに決めたYさんご夫妻。戸建てに住む友人が多いので、奥さまも最初はそちらに心がなびいたといいます。しかし「手入れが簡単に済む」「メンテナンスがわずらわしくない」住まいにしやすいことから、マンションを選ぶことに。昨冬の札幌の雪の多さに参ったというご主人も賛成です。
方法は、おふたりとも以前から関心があったというリノベーションを試してみることにしました。奥さまの地元に立地・価格とも格好の中古マンションが見つかり、行動が本格化します。3つの施工会社に相談した上で頼むことに決めたのは、住友不動産の新築そっくりさんでした。
「実は見積りは一番高かったのですが、提案内容も一番納得のいくものだったんです」とご主人。「リノベーションを多く手がけている会社なので、安心感がありました。予算内で可能なことと無理なことの説明が曖昧ではなく、わかりやすかったのも好印象でした」と奥さまも話します。
フラット床の間取りに将来の子育ても加味して
希望通りに仕上がった新しい住まいは、使い勝手のよいシンプルさが何よりの特長です。 床は、ほぼ全面段差なしのフラット。ロボット掃除機が大活躍で、よく奥さまはスマートフォンのアプリで外出先から遠隔操作しているそうです。お話を聞くと、家事の省力化それ自体が目的ではないようです。ご主人の勤務の都合から、しばしば互いの生活時間帯がずれてしまうそうで、それだけになおさら、ふたり一緒に家で過ごせる時間には「できる限りゆったりとくつろぎたい」という想いがあってのことでした。
その大切なくつろぎを実現するために、既存住戸に3つの変更を施しました。1つ目は、リビングの横にあった和室を洋室に変え、引き戸を開放すれば、ひと続きにして広く使えるようにしたこと。「子供ができたらこのスペースは便利ですよね。リビングからもキッチンからも目が届きます」と奥さま。 室内ドアはすべて上吊り式の引き戸にしたので、例えば夏に窓を開け放しておいても風で勢いよく閉まる危険がなく、この点でも将来の子育てに安心な住まいです。
広く使える工夫いろいろ。開放感と暖かさを両立
2つ目は、新しく随所に収納スペースを設け、床置きの収納家具がなくても済むようにしたこと。住まいが広く使えます。いずれ家族が増えるにつれてモノも増えていくでしょうが、収納スペースは「まだまだ余裕」とご主人は話します。3つ目は、廊下のドアを取り除いて幅を少し広げ、住まい全体の見通しをよくしたこと。とりわけリビングには、南に面した窓の見晴らしのよさと相まって、実際の広さ以上のくつろぎ感が生まれています。
取材にうかがったのは11月中旬。日ごと寒さがつのり、札幌市内でもすでに暖房を使い始めた家庭も少なくない時期ですが、Yさんの新居ではまだ使っていませんでした。「日差しのよい日中はもちろん、夜に入ってもまだ寒くなりません」とご主人。全面的に断熱改修したので、開放感のある住まいに変えても暖かさを確保できたことに、ご夫妻はとても満足しています。
Data
- 築年数:築27年
- 種別・構造:マンション・鉄筋コンクリート造9階建て
- 床面積:76.54㎡
- 工期:約3ヵ月
- リフォーム費用:約1,700万円
- プランドゥリフォーム vol.39号 掲載