リフォームマンション
テーマは「ジャパンディ」人が呼べる家に変身 広々快適な夫婦ふたりの住まい <札幌・リフォーム・マンション>
住友不動産 新築そっくりさん マンションリフォーム北海道
息子さんたちが独立し、夫婦ふたりになったHさん。「仕切りのない広々とした空間で暮らしたい」と、スケルトンリノベーションで理想の住まいを手に入れました。
補助金の活用に合わせて着工の日程を決定
住まいをつくり替えることについては「いつか…」とだけ話していたHさんご夫妻でしたが、ひょんなことから急展開したといいます。
奥さま 飼っていた犬が寿命を全うしたらリノベーションしようかと、夫と話をしてはいたんです。そうしたら、今年に入って突然犬が亡くなってしまって…、寂しい気持ちでいっぱいでした。3月に、夫と気分転換も兼ねて近くのマンションで行われていた住友不動産の完成見学会を見に行ったんです。6月に息子の結婚式があったので、それが終わったら動こうと話していたんですが、住友不動産の齋藤さんとお話をしているうちに、「先進的窓リノベ」の補助金の話になって…。
住友不動産(以下、担当者) 窓が多いマンションだと伺ったので、この補助金は利用した方がいいとお伝えしました。補助金の総額の上限も決まっているので着工は少しでも早い方がいいと思うと、アドバイスもさせていただきました。
奥さま 補助金は活用したかったので、5月下旬に着工することに。急にあわただしくなり、「寂しい」とかいっていられなくなりました。
ご主人 住友不動産の齋藤さんが、仮住まいの手配から預ける荷物のこと、ご近所への挨拶など、すべてスムーズに進めてくださったのも助かりました。
大皿料理をそれぞれが取り分ける食事スタイル
インテリアなど全体の統一感が素晴らしいH邸。特にキッチンは目を見張るものがあります。
奥さま ネットで見つけた日本と北欧の要素をミックスしたスタイル「ジャパンディ」が気に入って、齋藤さんには全体のイメージをこうしたいとお伝えしました。あと、仕切りをなくした造りもお願いしました。設計が始まると、あれもこれもと希望が出てきましたが、なかでもキッチンにはこだわって、みんなで立てる広いキッチンにしたいことと、キッチンの手前に料理の大皿を並べて、好きな料理をそれぞれが取って食べられるようなスタイルにしたいとお話ししました。
担当者 I型カウンターの造作をご提案したのですが、最終的に住友不動産のオリジナルキッチンをお選びになりました。
奥さま キッチンの色も部屋の雰囲気にマッチしていて、とても気に入っています。料理をするのも楽しいですし、居心地がよくてムダに立ちたくなるんです(笑)。これまではなかなか人を家に招くことができませんでしたが、早速友人たちを呼んで、キッチンの前に大皿料理を並べて食事会を催しました!
奥さまの趣味スペースや動線もお気に入り
ご主人 今回のリノベーションは妻のこだわりだらけです(笑)。僕は、ひどかった結露を解消したいという話をさせてもらいました。
担当者 スケルトンにした際、断熱材を吹き増しさせていただき、断熱性能が高い窓を用いるなど、結露対策を行いました。
奥さま 「マダムスペース」も気に入っている場所のひとつです。ミシンを使った小物づくりや革細工が趣味で、いつもダイニングテーブルの上に道具を広げていたので、夫が「そういうことができるスペースをつくってもらったら?」と提案してくれて、壁掛けテレビの裏にほどよく仕切られた、わたしのスペースをつくってもらいました。
H邸は玄関ホールと洗面以外は扉がなく、どこへも動きやすい造りになっている点も特徴です。
奥さま 玄関、洗面、寝室、リビングとぐるっと回れる動線を考えてくれました。玄関横のスペースは息子の部屋だったところで、そこは全部クローゼットにしました。
生まれ変わった住まいはどこもお気に入り。「新しい暮らしを楽しみたい」と笑顔のご夫妻です。
Data
- 築年数:築22年
- 種別・構造:マンション・鉄筋コンクリート造11階建て
- 床面積:87.86㎡
- 工期:約3ヵ月
- リフォーム費用:約1,700万円
- プランドゥリフォーム vol.41号 掲載