リフォーム戸建て
世代を超えて受け継いだ分離型の2世帯住宅<札幌・二世帯リフォーム・戸建て>
住まいのサポート21
ご主人の両親と暮らした築30年の2世帯住宅をお嬢さん夫婦との住まいに
今回のリフォームでは、お嬢さん夫婦の住まいとなる2階のLDK以外は大きな間取り変更はせず、設備の交換と内装が中心でした。というのも、もともと30年前に玄関が2つある分離型の2世帯住宅を建て、キッチンも水回りもそれぞれにスペースが取られていたからです。住みながらの工事でも2世帯の造りが功を奏し、以前はご両親の住まいだった1階から進めて、ほぼ完成した段階でMさんご夫妻が2階からお引越し。続いて、若夫婦の新居となる2階の工事が始まるという段取りで効率よく進行しました。
偶然が重なった”縁“でリフォームを依頼
リフォーム会社の情報収集をするなか、ご主人がたまたま目にしたチラシで住まいのサポート21のことを知り、依頼先候補の1社に加えました。面談して希望を伝え、出された見積りは金額的にまずまずのライン。まもなくして、まだ依頼先を決めかねていたご主人が、たまたま住まいのサポート21の社長の自宅付近で仕事をされていたところ、そこに社長がタイミングよく訪ねて行けたなど、さまざまな偶然が重なり、社長からプレゼントされた自費出版の本を読んで、その人柄と考え方に触れ、「この社長なら大丈夫」と確信したといいます。
<子世帯>オープンなLDKに明るく光が降りそそぐD邸。トイレの ミントブルーの壁や、同じくブルー系のお風呂のアクセ ントウォールなど、若々しい色合いも効いて。
母から娘へ、使い勝手の改善点を伝授
収納なども活用することができた、1階のM邸と2階のお嬢さん夫婦のD邸。収納棚や建具がほぼなかったため、新たに棚を設け、建具を入れました。2階では収納の使いづらさなど、長年暮らしてきた奥さまでなければわからない使用感が、お嬢さんたちのリフォームの参考になり、使い勝手が細かく調整されていきました。
さらにキッチンは奥さまとお嬢様の身長に合わせて高さを85㎝から90㎝に変えました。先輩主婦であり、この家の先輩居住者でもある母の生活実感が、D邸リフォームの随所に活かされ、居心地よく暮らしやすい住まいに生まれ変わりました。
<親世帯>広い廊下をはじめ、間取りはそのまま活かしました。タンス置き場などは建具を新たに入れて、収納スペースとして確保。設備と内装一新で、明るくすっきりと。
週に1〜2回は一緒に”晩ごはん“してます
共働きの若夫婦にとって1階に住むご両親は、仕事で疲れた時などに晩ご飯を甘えられる存在。「週に1~2回は下でご飯を食べたり、一緒に外食したりしてます」とお嬢さん。夫のDさんも「本当にありがたいですね」と笑顔です。互いのプライバシーを尊重しながらも持ちつ持たれつ、ほがらかに暮らす。そんなイメージが湧く2世帯住宅でした。
Data
- 築年数:30年
- 種別・構造:木造2階建て
- 床面積:1階132.97㎡・2階100.59㎡
- 工期:約2ヵ月
- リフォーム費用:~1500万
- プランドゥリフォーム vol.30 掲載