中古住宅+リノベーション/戸建て
二軒長屋のブロック住宅を 一軒家にリノベーション<長沼・中古リノベ・戸建て>
スロウル
外断熱で、室内ブロック現し。 昔の木材も活用した新旧調和の家
長沼町に残されていた築35年のコンクリートブロック造の二軒長屋を購入し、家族4人で住む平屋の一軒家へ。壁内結露などの問題を解消するため、以前のグラスウール内断熱から、板状断熱材(ビーズ法ポリスチレンフォーム)150㎜を構造壁の外側に施工する外断熱に改修し、屋根断熱・基礎断熱・床断熱とあわせて、家全体をすっぽり暖かく包んでいます。
屋根なりの勾配天井がダイナミックな室内は、外断熱により可能になったコンクリートブロック現しで、白く塗装しながらもブロックの味わいある質感が楽しめる空間に。もともとの家で使われていた古い材は、内窓や明かり窓に活用したほか、梁などにも用い、補強のために添えた新材と融合するように塗装でなじませています。
35年の時を感じさせる古き味わいと現代の機能。新旧が調和したA邸は、リノベーション・オブ・ザ・イヤー2019の「地域風景デザイン賞」を受賞しています。
Data
- 築年数:35年
- リフォーム費用:2,000万円~
- プランドゥリフォーム vol.増刊号6 掲載