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リフォームマンション

狭さと暗さ、湿気を解消。グレージュカラーの優しい空間|札幌|マンション|リフォーム|㈱SAWAI建築工房

SAWAI建築工房

レトロ調の照明や壁のタイルは、カフェ風がお好きなご主人のセレクト。システムキッチンからカウンター、床まで人気のグレージュ系カラーで統一しています

 2年ほど前に、かわいがっていたウサギが天国へ。Sさんご夫妻はそれまでの暮らしを振り返ってみて、次に家族として迎えるウサギには快適な環境で過ごして欲しいと思いました。「先代のウサギはリビングで遊ばせていましたが、どうもスペースが狭くて。それで、またウサギを迎えるんだったら、たまに遊ばせる時くらいはのびのびさせられる広さにしたいなと思ったんです」と奥さま。


あえてL型キッチンを導入

あえてユーティリティへの動線をふさいで、L型キッチンを導入。ふたりでもジャマにならない使いやすさや作業台の広さがお気に入りです


 そこで、リフォームの参考にするため本誌プランドゥリフォームを購入し、事例が掲載されている会社のなかから数社に相談。キッチンの配置替えを希望したところ、「それはできかねる」と渋る会社もあるなかで、SAWAI建築工房は快い返事をくれたといいます。


キッチン周りはグレージュで。造作カウンターのタイルはSAWAI建築工房のカフェヒュッゲを参考にしました

造作カウンターのタイルはSAWAI建築工房プロデュースの「カフェ・ヒュッゲ」がお手本。テーブルの色合いもキッチンになじむグレージュで


Before写真

Before


 「親身に話を聞いてくれて、こちらのリクエストに応じた工夫をしてくれるという印象を受けたので、この会社がいいねとふたりで話しました」とご主人。住む人に寄り添う対応に好感を持てたのが、SAWAI建築工房に依頼する決め手になったようです。


日当たりのよいサンルームは洗濯物もよく乾きます

日当たり抜群のサンルームは洗濯物干しのスペースとしても大活躍。壁側には使い勝手のいい可動棚も設置しました


 中古で購入してから13年。当然ながら、暮らしのニーズは変わります。窓がなくて暗く、客間として使うこともなくなった和室をなくして、広いリビングと大容量のクローゼットを確保。リビングには開き戸付きのアルミパーテーションを取り付け、ご夫妻が出勤してウサギに留守番をさせる時はリビングを仕切れるように工夫しました。


テレビ背面は調湿効果のあるエコカラットに

冬はパネルヒーター、夏はエアコンで一定の室温が保てるLDK。テレビ背面のスタイリッシュなエコカラットが調湿効果を発揮します


 「ウサギは環境の変化に弱い生き物なので、室温を一定に保ってあげる必要があるんです。なので、冬は暖房、夏は冷房をつけっぱなしで出勤することになります」と奥さま。留守中はリビングを仕切って、ウサギのスペースを狭めることで、冷暖房効率を高め、光熱費も節約できるというわけです。また、パーテーションで仕切ることで、リビング奥に配置したワークスペースに独立性を持たせることもできます。


奥のタイルはグリーンで。おしゃれなキッチン

サンルームから陽光がたっぷり入るキッチン。シックにまとめた空間にペンダント照明の黒や壁タイルのグリーンが映えます


 キッチンは、正面にバルコニーを望む方向からリビングが見える対面に向きを変更。食事の準備や後片づけをしながら、リビングに視線が届くようにしました。キッチンと並ぶ位置にはオリジナル造作のダイニングテーブルをセット。調理から配膳まで横移動だけで行えるので、ムダな動きがありません。


マンションリノベーションBefore・After図面

 近くに高層の建物などがあるせいか、空気の流れが悪く、特に夏に湿気がこもりやすいことが悩みだったS邸。使いやすい動線と風の通り道を確保するため、リビングと寝室の間に大容量のウォークスルークローゼットを新設しました。2人分の衣類から寝具類までたっぷり仕舞える広さです。さらに湿気対策として、寝室とリビングの壁に調湿性に優れたエコカラットも取り入れました。


リビングとの仕切りは淡い色のパテーションを使用。光を通す素材なので奥も明るい

バルコニーからの光を採り入れつつ、リビングをスマートに仕切るパーテーション。アルミ製でも優しい印象になるように淡い色の枠を選びました


リビング奥にはデスクを造作。奥さまの趣味スペースとしても活用

リビングの一角にワークスペースを確保してデスクを造作。フラワーアレンジメントを楽しむ奥さまの趣味スペースとしても活用できます


 暗かった玄関は担当の榎又さんの提案で、隣接する洋室から光が採り入れられる室内窓を設置。手狭だったユーティリティはキッチン側に広げることで、脱衣も洗濯もゆったり行えるようになりました。「細かいところまで、わたしたちの暮らしやすさを考えたアイデアを出してもらって、見違えるほど快適な住まいになりました」とご夫妻。ゆったりくつろげるようになって、家で過ごす時間が以前より長くなったそうです。


造作デスクで趣味のフラワーアレンジメント

リビングの引き戸を開けると、寝室からも出入りできるウォークスルークローゼットへ。手持ちの収納家具がすっきり収まる大容量です



 新たなウサギを迎える準備も、これで万端。どんな子がやってくるのか、いまから楽しみにしているSさんご夫妻です。


絵画風のエコカラットや間接照明がおしゃれな寝室。

絵画風のエコカラットとカーテン、ベッドカバーは色合いを合わせてコーディネート。エコカラットから光が漏れる間接照明はSAWAI建築工房の提案です


リビングからウォークスルークローゼットを通って寝室まで風通しの良い間取り

ウォークスルークローゼットを通してリビングから風が届く寝室。湿気がこもりがちな夏も快適に過ごせます


玄関にはあかり取りのかわいい内窓を設置しました

かわいらしい室内窓が暮らしの楽しさを演出。靴収納も低いタイプに交換することで、玄関の暗さと圧迫感を解消しました


★住みやすさの作り方
『風通しの確保や調湿性のある建材など、室内環境の改善もあわせてご提案』
㈱SAWAI建築工房 リフォームプランナー 榎又 円香さん

 風通しを促す工夫として、リビングと寝室の間にウォークスルークローゼットを配置する間取りをご提案しました。湿気が心配な寝室とウサギが暮らすリビングには、調湿機能のあるエコカラットも採用しています。さらに壁材には調湿効果のある石膏ボード、その上から張るクロスにも調湿タイプを選び、四季を通してほどよく湿度を保てるようにしました。間取りから空気のコントロールまで、トータルな視点でプランすることが快適な住まいづくりには欠かせないと考えています。


Data

  • 築年数:27年
  • 種別・構造:鉄筋コンクリート造15階建て
  • 床面積:86.48㎡
  • 工期:約3ヵ月
  • リフォーム費用:約1,500万円
  • プランドゥリフォーム vol.42号 掲載

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