実家リノベ・その他/戸建て・マンション
手づくりの味わいに、ほっと安らぐ民家カフェ <札幌・戸建て・2世帯リフォーム>
NAGAE
ニュージーランドで4年半暮らしていたYさんご夫妻。DIYどころか、水道配管も普通に自分たちで手がけてしまう現地の暮らしに触れ、もともと器用なご主人はなんでもつくってしまう人に。
そんなご夫妻はニュージーランド在住時から「札幌に戻ったらカフェをしよう」と、ネットで物件を探していました。
実家を改装、店舗併用2世帯住宅!広々ゆったりの1階LDKを夢のカフェに
2014年に帰国したご夫妻は、札幌市西区にあるご主人の実家の2階い住みながら引き続き物件を探索していましたが、なかなか見つけられずにいたそうです。そして、同居生活を始めてまもなく、お父さまの他界で一人になられたお母さまからの部分リフォームの話が持ち上がります。
リフォームについて家族で話すうちに、一人には広すぎて手に余る1階を、お母さまの居住スペースとご夫妻が夢見ていたカフェに改装する案が浮上。塗装などDIYでできる部分はご主人が手がけることを前提に、骨格となる建物の改装をNAGAEに依頼することを決めました。
職人さんと一緒に壁を塗り、 カフェテーブルを自作
お母さまの居住空間にはもともとあった広縁にキッチンを備え、プライベートな玄関を新設。LDK+αのスペースはオープンキッチンのカフェに改装。カフェの床には価格的にメリットがあってご夫妻のイメージに合う、構造用のツーバイ材を採用しました。 「ツーバイ材は安いので、傷んだらすぐに取り替えられるのも魅力でしたね」とご主人。床にはドリフトウッドという色を選び自ら塗装。珪藻土の壁も職人さんと一緒に塗り、棚もカフェテーブルも自作。
手仕事好きが集まるお店
何でもつくってしまうご主人と、手づくりパンや焼き菓子が得意の奥さま。お二人から醸し出される雰囲気に寄せられるように、カフェ「カウリ」には手仕事好きなお客さまが多くいらっしゃるようです。
「自分たちでできることは自分でしたいというこちらの希望を柔軟に受け入れてくれ、リフォーム後も棚をつくるための材料の調達などで相談に乗っていただき、NAGAEさんには本当に感謝しています」とご主人。
Yさんご夫妻も、カフェのお客さまも、みんなが「モノづくりが好き!」という心でつながっているカフェ。そんなイメージがふと浮かぶ素敵なお店です。
Cafe Kauri (カフェ カウリ)
札幌市西区山の手2条11丁目5-2
TEL:011-213-8480
営業時間/AM9:00~PM5:00 (L.O. PM4:30)
定休日/日曜(臨時休業はFacebookでお知らせ)
イベント情報など、詳しくはこちらをご覧ください!
Data
- 築年数:25年
- 種別・構造:2階建
- 床面積:1階124.16㎡(増築2.25㎡)
- リフォーム費用:~1.000万円
- プランドゥリフォーム vol.31 掲載