1. HOME
  2. リフォーム・リノベーション会社をさがす
  3. NAGAE
  4. リフォーム戸建て

リフォーム戸建て

思い出のある実家を自分たち仕様にリフォーム<札幌・戸建てフルリフォーム>

NAGAE

夢を叶えたエレガントなリビング。岸田さん提案の3倍ヒダのレースカーテンは、「施工の業者さんも惚れぼれする仕上がり」と喜ぶ奥さま。リビングテーブルもレリーフ意匠のものを造作中

夢を叶えたエレガントなリビング。岸田さん提案の3倍ヒダのレースカーテンは、「施工の業者さんも惚れぼれする仕上がり」と喜ぶ奥さま。リビングテーブルもレリーフ意匠のものを造作中


羽アリの大量発生に驚き、助けてコール


「初夏のある日、雨で湿気ったせいか、1階事務所の入口が真っ黒に見えるほど羽アリがわーっと出たんです」 壁をはがして調べてみると、シロアリが柱を食い尽くし、内部が空洞になっていることがわかりました。Hさんは家全体の確認が必要と判断。調査の結果、複数の被害箇所が見つかり、シロアリ駆除と柱・土台の交換のほか、傷みのある部分の補強と水道管の交換も行うことにしました。「思ったより大きな改修工事になりました。それで、数年後に予定していた住まいのリフォームもあわせて行うことにしました」ご夫婦2人と1匹で暮らすには使いにくくなっていた間取りを見直すことにしたのです。


ソファは実家を建てた時に購入したもの。骨組みを残してH邸らしく再生しました

ソファは実家を建てた時に購入したもの。骨組みを残してH邸らしく再生しました

便利なアイランドカウンターは、ダイニングテーブルとしても重宝

便利なアイランドカウンターは、ダイニングテーブルとしても重宝


素人言葉から察する力とハズレのない提案に感激


構造補強や断熱性の向上など見えない箇所のリフォームは、内装については明快な方針が2点ありました。1点目はご両親との思い出を残すこと。クラシカルなブラケット照明や、過去のリフォームで一緒に選んだ洗面台・浴室などは既存を使うことにしました。2点目はピンク主体のエレガントなインテリア。担当の岸田さんは奥さまの好みをすぐに理解し、多数の見本から最も好きな色や柄を見つけたり、「これがやりたかった!」と思わず言葉が出るような提案をいくつもしてくれたといいます。


レリーフ調の見た目で選んだというキッチン。動かせない柱は収納として活用しています

レリーフ調の見た目で選んだというキッチン。動かせない柱は収納として活用しています

リビングにご両親を偲ぶ一角を設けるのもご要望の一つ。隣接する寝室との壁には愛犬用の出入口を設けて

リビングにご両親を偲ぶ一角を設けるのもご要望の一つ。隣接する寝室との壁には愛犬用の出入口を設けて


補強工事の直後に大地震。備えの大切さを実感


柱と梁の補強工事を終えた翌日、2階の工事期間中に北海道胆振東部地震が発生。H邸は震度5弱の強い揺れに襲われました。「それまでは、リフォームは見えないところにお金をかけても張り合いがないと思っていました。でも、もし地震が工事前だったら1階は潰れていたでしょう」と、見えないところの重要性を実感。愛犬のために造作をお願いしたスロープは内装と統一感のあるデザインになっていて、奥さまは細かな配慮に感心しました。「好きなものに囲まれて、本当に”幸せっ!!“という感じです」。


造作収納の扉や室内ドアは美しいレリーフで統一。愛犬のココちゃんのステップも部屋ごとに壁紙とお揃いにしてレリーフ付。空間に違和感なくなじんでいます

造作収納の扉や室内ドアは美しいレリーフで統一。愛犬のココちゃんのステップも部屋ごとに壁紙とお揃いにしてレリーフ付。空間に違和感なくなじんでいます

2階住居部へつながる室内ドアは既存を塗り直して流用。リビングのサーモンソファと同系色のカーペットで階段にも統一感

2階住居部へつながる室内ドアは既存を塗り直して流用。リビングのサーモンソファと同系色のカーペットで階段にも統一感


Data

  • 築年数:34年
  • 種別・構造:木造2階建て
  • 床面積:1階122.00㎡・2階113.00㎡
  • 工期:1階 約2週間・2階 約1.5ヵ月
  • リフォーム費用:~1500万円
  • プランドゥリフォーム vol.32 掲載

雑誌『プランドゥリフォーム』
バックナンバーの紹介・ご購入

【vol.43】プランドゥリフォーム

  • 2024年10月15日発売
  • 今号のテーマは、リフォーム・リノベーションで『暮らしにくい!居心地の悪い家にさようなら』。リフォームで今の暮らしにぴったりの家...

バックナンバーを見る・買う