家族や友人が集って和めるサロン的な空間へ＜江別・戸建て・リフォーム＞

ミサワホーム北海道　リフォーム事業部

　
月や星が仰ぎ見られ、夏にはさわやかな風を呼ぶ天窓

当初リフォームの相談をした会社から提案されたのは、天窓をなくして傾斜屋根から無落雪屋根に変更するというものでした。しかし、いろいろ話をしたものの、いま一つしっくりこなかったＴさんご夫妻。近くに住む息子さんに相談し、息子さんが新築したミサワホームにつないでもらうことにしました。

天窓のある傾斜天井の吹き抜けが残せたことで、気持ちのよい空間が維持できました

正面のソファがあるスペースが元の和室部分。以前より収納の容量も増やしました

　
後日Ｔ邸を訪れたミサワホーム北海道の松本さんは「無落雪にはしない方がいいですよ」とアドバイス。もともと屋根の雪を落とすように設計されているため、構造体に無理がかかることをはじめ、補強した場合の構造バランスやコストなど、多角的に見て「オススメできません」というのが一つ。もう一つ、大きな理由はご夫妻の暮らしにありました。
「お話をうかがうと、晴れた日の夜は天窓から月や星を眺めることを楽しまれていたり、夏は天窓を開けて風を取り込み、気持ちよく過ごされているなど、Ｔさまのお暮らしを考えると天窓は残さなければいけないと思いました」と松本さん。「松本さんとの会話はリズムがよくて、話もスムーズに進みました」と奥さまはいい、「天窓を残すことも含めて最初の提案が希望に近く、２回目のプランでお願いすることに決めました」と振り返ります

暮らしの一部を彩っていた大切な天窓。雨漏りも解消され、前と同じように月や星を見たり、風を感じることができます

　
みんなで和んで会話が弾む広々ゆったりのＬＤＫ

奥さまには20年以上あたためていた夢がありました。それは、自宅をカフェにするという夢。お友達も多く、社交的な奥さまは人が集まるのが大好き。そんな奥さまの様子をご主人も優しく見守ってきました。「今回のリフォームではカフェから少し方向を変えて、子供たち家族や親しい友人と楽しく和める空間にしたいと思いました」と奥さま。

LDKの引き戸を開放すると、お客さまを招き入れるようにパッと明るい空間が広がっています

関横の窓など、外からの視線が気になる部分には半透明のフィルムを張っています

プライベートな洗面はユーティリティに。キッチンから直接入れるようにしたので「とても便利」と奥さま

2階はご夫妻の寝室のみ内装をリフォーム。アクセントウォールには元気の出るビタミンカラーを選んで

　
３人のお子さんのうち、おふたりは近くにお住まいで、ふだんからよくご家族で遊びに来られるとか。２家族が集合すると10名ほどになり、お正月などには本州からも加わって総勢13名になるといいます。今回のリフォームでは、ご家族全員でワイワイ和んでもゆったり過ごせるように、和室部分を取り込んだ広々Ｌ字型の空間をプラン。キッチンは、嬢さんやお嫁さんと一緒に立てて使い勝手のいいアイランドタイプを希望しました。
そして、親しいお友達が集えば、“ サロン”のような趣にもなる空間の真ん中には、諦めずに残すことができた、あの天窓も。降りそそぐ光が明るく心地よく、和みの空間を満たしてくれます。

数人で楽しく立てるようにアイランド型にしたキッチンはスペースもゆったり

ハイチェアをセットしてカフェの雰囲気に。ヘリンボーン柄の壁クロスが楽しげです

　
我が家が一番！

新しくなった住まいは居心地がよく、「仕事に行きたくなくなるくらい、家にいる時間が楽しいんです」と笑うご主人。奥さまも「出かけるのも好きだけれど、家に帰ってくる瞬間が一番好きですね」と我が家自慢。リフォームが完了後、ご夫妻は合言葉のように「楽しいね」を繰り返しているそうです。ご夫妻はもちろん、遊びに来た人みんなが時間を忘れて楽しく過ごせる、和やかさに満ちたＴ邸です。