2世帯フルリフォーム戸建て
マイペースの居心地よさと3世代で暮らす安心感と<札幌・2世帯リフォーム>
三五工務店 35リフォーム
数年前に転勤先から札幌に戻ったYさんご家族。リフォームの依頼先探しでは、東京で建築士をしている義兄(ご主人の姉の夫)に、札幌の会社を複数ピックアップしてもらいました。
玄関以外はキッチンも水回りもすべて別々で、1階にご両親、2階にYさんご家族が居住。親子両世帯がそれぞれに自分たちのペースを保ちながら暮らせる、居心地のよい2世帯住宅が完成しました。
断熱改修で夜の帰宅時も暖かく
築31年の家を増築も加えて2世帯住宅にするにあたり、構造や断熱も全面的に見直し、補強したY邸。
■コンパクトな暮らしよさ
お子さんたちの独立後、夫婦ふたりで暮らすには広く、お掃除も大変だった住まい。2階から1階に生活圏を移したご両親のスペースは、以前よりコンパクトになりましたが、例えばダイニング・キッチンは振り向けばすぐテーブルなので、配膳や片づけも簡単。もちろん、お掃除もラクラクです 。
■キッチンの吊り棚が秀逸
「シンク上に水切り付きの吊り棚が欲しい」という、料理好きなお母さまの要望のもとに窓がふさがれないようにスチールを組み、要望に応えつつ、自然光が差し込む明るさも確保しています。
効率のいい家事に貢献する回遊動線
子育てで忙しい奥さまにとって、家事がラクな動線は必須。リビング~寝室~水回りと回遊でき、なおかつ、寝室と水回りの間にはウォークインクローゼットを配置して、洗濯の洗う・干す・しまうが効率よくできるように考えられています。
■慣れ親しんだ床座の暮らし
6帖分の広い小上がりが、住まいの真ん中にある子世帯。
中央の畳を2枚ほど外せば掘りごたつになるという、楽しい仕掛けもあります。また、下部にはお子さん用のキャスター付き収納が人数分の4個備えられ、それぞれに配分。自分の衣類は自分で出し入れできるようにしています。
■入れるものが明確な収納
どこに何を収納するか、プランに入る前から細かく行動を検証して、収納場所を決めていた奥さま。小上がり下のキャスター付き収納の配置はご主人が決めるなど、夫婦で協力した部分も少なからず。
■勉強机をリビングに造作
リビングには、3人のお嬢さんたちが仲よく並んでお勉強ができるように、机を造作。キッチンに立つ奥さまの真正面に見える配置で、机の下にはランドセルもOKのバッグ掛けが付いています。
大人数の家族には必需品ともいえるパン トリーがキッチン横に。2帖分の広さがあり、ストック食品などがたっぷり入ります
Data
- 築年数:31年
- 種別・構造:木造2階建て
- 床面積:1階89.85㎡(増築1.66㎡)2階86.77㎡(増築8.66㎡)
- 工期:約5ヵ月
- リフォーム費用:~3,000万円
- プランドゥリフォーム vol.34 掲載