中古住宅+リノベーション/戸建て
北海道産木材の味わいと高い断熱性で、心地よい住まいへ|札幌|中古|戸建て|リノベーション|カサシマ住宅
カサシマ住宅

定年を機に転職して首都圏から札幌に移住したTさん。移住前から「家を持つなら道産無垢材を活かすカサシマ住宅で」と考えていました。そこで、同社仲介の築53年の一軒屋をリノベーション。木が香る内装はもちろん、冬はストーブ1台で家じゅう暖かい断熱&省エネ性にも期待が高まります。
将来は札幌で暮らすと決めて、当地の家づくりをネット検索
おふたりとも本州出身のTさんご夫妻。でも「定年を迎えたら首都圏の家を引き払い、札幌に転職して移住する」と決めていました。息子さんが札幌市内の大学に進学したのを機に、この街を訪れるようになり、将来は住みたいと考えるようになったからです。そこで5〜6年前から北海道の家づくりをネットで検索。数ある施工例のなかでカサシマ住宅の家が目に留まりました。
「内装に木をふんだんに使っていて、かわいい家だなと気に入りました」と奥さま。ご主人も同社の家づくりに魅力を感じ、「移住後に家を持つ時はこの会社にお願いしよう」と決めました。計画通り札幌に移り住み、賃貸住まいをしながら物件探しを開始。カサシマ住宅のホームページで今回の物件を見つけて、購入に至りました。購入するまで2年かかりましたが、価格も立地も納得の住宅が手に入り、リノベーションへ踏み出すことができました。
暖房はストーブ1台でOKの高い断熱性と省エネ性で不慣れな冬も不安ゼロ
間取りは夫婦ふたり暮らしであること、年末年始などに2人のお子さんたちが帰省されることに配慮してプラン。1階は広がりのあるLDKで、2階は寝室と居室の間にフリースペースを配置し、お子さんたちが気軽に泊まれるようにしました。そしてこの間取りには快適な暮らしのための、もうひとつの意図があります。それは冬の暖房効率です。「灯油ストーブをつけると、空気が暖まって流れが生まれます。その流れを利用して家全体を暖められるように、1階も2階も仕切りの少ないシンプルな間取りをご提案しました」と担当の新沼さん。
T邸はカサシマ住宅の他の建物と同じく、家を外側から包む外張り断熱で高性能化を実現。灯油ストーブの暖気が失われることなく、空気が室内を回って暖かさを保ちます。建物が小さめなT邸は、高い断熱性とシンプルな間取りの相乗効果により、灯油ストーブ1台で家じゅうの暖房をまかなうことが可能に。高い省エネ性も発揮する家になりました。賃貸住まいで2年ほど札幌暮らしを経験したとはいえ、まだ雪の季節に不慣れなご夫妻。でも、この家なら寒い冬も安心して迎えられると、いまから楽しみにしています。
木の香りと温もりあふれる、北海道らしい我が家が完成
T邸でまず目を引くのが道産カラマツ無垢材の床です。美しい木目と浮き上がった年輪の凹凸がいかにも贅沢な印象ですが、〝浮造り〞という加工法のこの床はカサシマ住宅の標準仕様。自社工場を持ち、北海道産の木材加工も社内で行っている同社ならではの特徴といえます。カラマツは硬く丈夫で水にも強いため、キッチンとリビングを同じ床材で継ぎ目なく施工。キッチンカウンターや吊り戸棚、洗面台などは、加工しやすいトドマツでオリジナル造作しました。「特に気に入っているのは、キッチンに造作してもらった吊り戸棚。システムキッチンとセットの、表面がテラーっとした棚ではないので、木を活かした我が家らしい感じが出ていいなと思います」と奥さま。
玄関ドアをはじめ、室内すべての建具も無垢材を使ったオリジナル製作。木をふんだんに使った家は玄関先から清々しい香りが漂い、穏やかな暮らしぶりを感じさせます。広々とした空間でゆったり暮らすのが好みということから、上下階とも家具は最小限で室内はすっきり。広さが7帖以上もある2階のフリースペースは、使い方をこれからあれこれ考えていくそうです。外壁にも無垢材をあしらい、北海道らしさがさりげなく添えられたT邸。人生の第2章を満喫するライフステージの完成です。
『予算は妥協せず、根気よく物件探し』
<施主様の声>
手ごろな中古物件を見つけるまで約2年
札幌に移り住んでから自分たちで物件を探しましたが、購入まで約2年かかりました。新築も視野に入れましたが、予算を考えて中古住宅のリノベーションをすることに。探す期限は決めず、予算内という条件を最優先に、自分たちがいいと思う物件が見つかるまで不動産情報を根気よくチェックしました。
照明などは自分で用意してコストカット
カサシマ住宅の新沼さんから、照明器具やカーテンなどはわたしたちの方で用意してはどうかとアドバイスをいただきました。その方がコストを抑えられ、好みにぴったり合うものが選べるからということでした。モノ選びではいろいろ迷いましたが、いい感じに仕上がったと思います。


Data
- 築年数:53年
- 種別・構造:木造2階建て
- 床面積:1階41.41㎡・2階41.41㎡
- 工期:約4ヵ月
- リフォーム費用:総額:約2,400万円(中古戸建て:約700万円 / リノベーション費用:約1,700万円)
- プランドゥリフォーム vol.43号 掲載
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ーカサシマ住宅の
「暖か省エネな家づくり」ー
『長寿命の断熱&省エネで、長く快適な暮らしを実現』
室内の保温効果を高める高性能の断熱材と遮熱材を併用
当社では、外張り断熱にボードタイプのフェノールフォーム断熱材を使用しています。この断熱材はトップクラスの断熱性能を長時間維持できるので、安定した快適性を長く保つことができ、ひいては産業廃棄物の発生を抑えることで環境への負荷を軽減することができます。
また、床には断熱材ではなく、遮熱材リフレクティックスを施工しています。T邸のように階下に車庫がある場合も床下からの冷気を完全に遮ることができ、足元から暖かく過ごしていただけます。断熱材と遮熱材の併用により保温効果の高い室環境が実現でき、T邸は暖房が灯油ストーブ1台という省エネ住宅に再生できました。道産無垢材の床の足触りを楽しみながら、厳しい冬ものびのび暮らしていただけると思います。
断熱窓への交換で省エネ性をさらにアップ
室内で暖められた熱の半分以上は、窓から逃げていくといわれています。そのため、住まいの断熱性能を高めるうえで、窓の性能は非常に重要です。T邸はすべての窓をLow-Eペアガラス・樹脂サッシに変更しました。あわせて、住宅が隣接している立地であることから、光を取り入れながら外からの視線を遮る大きさにサイズダウンしています。例えばリビングの掃き出し窓は、腰下あたりまでの高さに変えました。高断熱窓への交換に際しては、国の補助制度である「先進的窓リノベ事業」に申請し、補助金が交付されています。
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