中古住宅+リノベーション/戸建て
愛すべきネコたちもすぐになじんで楽しく生活中 無垢床が素足に心地よい家 <札幌・中古リノベ・戸建て>
カサシマ住宅
2匹のネコも家族の一員のM邸。アメリカンカールのつくよみちゃんと、スコティッシュフォールドのすさのおくんの存在も、家を持つきっかけのひとつだったといいます。
当初は「新築がいい」と思っていたご主人ですが、いい土地がなかなか見つからず、奥さまの「最近人気のリノベーションもいいんじゃない」という言葉で方針転換。場所優先で中古住宅を探し、晴れて希望していた地域に建つ築28年の家を手に入れることができました。
木の温かみを感じられる家に住みたい
道産材や古材を使った家づくりで知られるカサシマ住宅。Mさんご夫妻もその点に惹かれ、リノベーションを託したといいます。
ご主人 新築を考えて、モデルハウスやショールームをたくさん見たんですけれど、そのなかにカサシマさんの家もあってメチャクチャよかったんです。「無垢材っていいな」と思いましたね。北海道の木を使っているというところも、決め手のひとつになりました。カサシマさんには新築の時から家の相談をしていたので、リノベーションに方向転換した後も引き続きお願いしました。
玄関ドアを開けた瞬間から木の香りが優しく漂うM邸。リビングの壁には古材が使われ、年月を経たものだけが持ちうる深い味わいを醸しています。床はカサシマ・オリジナルの道産カラマツの浮造り仕上げ。浮き上がった年輪の凹凸が特徴です。
ご主人 足触りがすごくいいんですよ。触れた感じがあったかいし、優しくて。住み始めてからずっと素足で過ごしています。
2階の広いスペースは読書家の奥さまのために
1階に玄関とLDK、和室、水回りがあり、2階に約6帖の部屋が2室あった既存の住宅。リノベーションでは大きく間取りをいじることはせず、和室も残されました。
ご主人 和室は自分自身が欲しかったので、洋室の提案もされたんですけれど残してもらいました。予算面からも活かせるものは活かしたかったので、和室の柱や長押などはそのまま前のものを使っています。
階段を上がると右手に、広々としたオープンスペースが開けます。ここは、どんな使い方を想定して設けたのでしょう。
ご主人 奥さんが読書家で、メチャクチャ本を持ってるんです。このスペースでも収まらないくらいあるんですよ。それで、夫婦ふたり暮らしだし、1つ大きな書斎があってもいいんじゃないかという話になって。部屋だったところを、壁なんかを全部取っ払って開放的にして、階段の手すりのところも柵みたいな形で、壁でふさがないようにしてもらいました。そこにベンチやカウンターを造作してもらって。あと、ちょっとカフェっぽいイメージにしたかったので、壁はここだけグレーのクロスにして、照明も少し味のあるデザインのものを選んでいます。
ネコたちもグルグル追いかけっこ。楽しく使いやすい回遊動線
断熱もしっかりと改修され、暖かく快適なM邸。
ご主人 断熱のこととかは、信頼するプロにお任せしました。暖房は灯油ストーブとエアコンで、この間、少しだけストーブをつけてみたらすごく暖かくて。冬も安心ですね。
ネコちゃんたちも「新しい家にすぐなじんだようだ」とご主人。「1階の回遊動線も結構気に入っているらしい」と話します。
ご主人 回遊動線は元の間取りそのままなんですけれど、ドンツキがないのって動きやすくていいですね。つくちゃんもクルクル遊んでいるみたいですし、すさのおもいっしょに追いかけっこしたり。楽しんでるんじゃないかなぁと思います。
人生で初めての一軒家暮らしだというご主人。
ご主人 いままでで一番暮らしやすいですね。結婚したし、ネコも飼い始めたし、アパートより一軒家の方がいいかなと始めた家計画だったんですけれど、住みたい場所にも住めてよかったと思います。
Data
- 築年数:築28年
- 種別・構造:戸建て・木造2階建て(地下に鉄筋コンクリート造のガレージ)
- 床面積:1階57.13㎡+2階28.98㎡
- 工期:約3ヶ月
- リフォーム費用:約2,200万円
- プランドゥリフォーム vol.41号 掲載