リフォーム戸建て
プロバンス風のデザインとストレスなしの動線で心も軽く<北広島・戸建て・リフォーム>
北王 リノベーション事業部
ツーバイフォー工法がネックで施工会社探しに苦戦
水回りの設備交換が必要になり、リフォームを考え始めたNさんご夫妻。せっかくなので間取りやデザインも大きく変えたいと思いました。そこで施工会社を探すため、住宅リフォームイベントや完成見学会などに出向き、相談してみました。「間取りの希望を伝える前に『うちはツーバイフォーなんですが』と切り出すと、話はそこで終了。その工法のリフォームは請け負えないという会社ばかりでした」とご主人。
壁(面)で家全体を支えるツーバイフォー工法は、強度を保つために撤去できない壁があるなど制約があり、知識や実績が乏しい会社は難色を示します。
相談したなかで唯一「施工は可能です」と快諾してくれたのが北王でした。過去にツーバイフォー住宅のリフォーム実績があり、知識やノウハウも豊富なので、安心して依頼することにしました。
大胆な間取り変更でイライラ解消、ラクラク動線に
「キッチンとリビングが離れていて会話しにくい」「洗面脱衣室の出入口が1ヵ所しかない」など、奥さまは長年、間取りの使いづらさに不満がありました。そこで奥の和室をリビングに変え、元のリビングをダイニング・キッチンに変更。玄関横から家の中心にキッチンを大きく移動することで、食事の支度もご夫婦の会話もスムーズになりました。リビングは音響に詳しいご主人のご要望で、ホームシアターの機能を満載。レコードコレクションなどがすっきり収まるベンチ型の収納を、窓際に造作しました。
水回りは、ユーティリティから洗面部分を独立させてレイアウト。洗面コーナーは新型コロナ感染予防も考えて、帰宅後に手洗いできる玄関側に配置。トイレも場所を移して広くなったユーティリティは、洗濯・物干し・アイロンがけ・収納が効率的に行える家事スペースとして大活躍です。また、キッチンと玄関ホールの2方向から出入りできる動線も確保。無駄な動きが多かったストレスから一気に解放されました。
南仏プロバンス風をテーマに内装も外装も一新
Nさんご夫妻には「プロバンス風の家にしたい」という明確なイメージがありました。そこで、玄関ポーチや室内の要所にアーチ型開口を採用。キッチンや洗面コーナーには、南仏を連想させる軽やかなタイルを取り入れました。外観も塗装壁と瓦風の屋根にこだわったデザインに。思い描いた通りに生まれ変わった住まいは、街並みでひときわ目を引く自慢の我が家になりました。
Data
- 築年数:築28年
- 種別・構造:木造2階建て
- 床面積:1階79.98㎡(増築2.48㎡) 2階64.00㎡
- 工期:約3ヵ月
- リフォーム費用:約2,500万円
- プランドゥリフォーム vol.39号 掲載