２階を生活空間として、快適に暮らしていける家へ＜札幌・戸建て・リフォーム＞

新設した洗面所の壁がせり出した分、最下段の段板に変化を持たせて安全性を確保しました。階段の横には明かり採りのために曇りガラスを。

新築時にアクセントとして設けたダイニングとの段差を フラットに。暖炉などの暖房器具はそのまま残しました。

玄関は奥さまのアイデアで中央に壁を設け、手前をお客さま用、奥を家族用と入り口を別にする仕様に。

アイランドキッチンの後ろにカウンターを設置。奥さま自慢の調理器具がすぐ使えるように配慮されています。

Ｓさんご夫妻がリフォームに踏み切ったのは、ご主人の「キッチンを直したらどうか？」というひと言からでした。「確かにキッチンが老朽化していたものの、それ以上に冬の屋根からの落雪と、歳を取ってきて２階に玄関があることにも不便さを感じていました」と奥さま。ご主人の提案を機に夫婦だけでの暮らしを見直し、老後の住まいを考え始めたそうです。　お子さんたちからは、リビングやキッチンを１階に移してはどうかという意見もありましたが、生活空間は２階に残す方向で検討することに。その上で最も懸念したのは、買い物などの荷物をどうやって2階まで運ぶかでしたが、リフトというアイデアで北海道工房は解決。
2階への行き来に配慮して階段の段差も低くしました。「新築時は主人が建てた男性目線の家でしたが、今回のリフォームでは女性目線も大きく取り入れて大満足です」と奥様は喜びます。