水回りリフォーム
美しさと機能性を両立させて 料理の腕も上がる造作キッチン<札幌・キッチンリフォーム・戸建て>
アルティザン建築工房
シンプルな家具やお子さんたちのおもちゃを手づくりするという奥さま。「簡単なものだけですよ」と謙遜なさいますが、自作というリビングのローテーブルはなかなかの出来映え。日頃のDIYで磨いたセンスはO邸の造作キッチンにも余すところなく活かされています。「天板は絶対にステンレスにしたかったんです」と奥さま。シャープな天板の美しさを際立たせるため、キッチン背板には床材を使用。リビング床と同じ建材を使うことで、LDK全体に統一感を出す効果も生まれました。また、天板下の収納と背面収納には何をどのように収めたいか、事前にアルティザン建築工房に細かく伝えました。
「生活感を出さないキッチンスタイルに憧れていたので、オーブンはキッチン下に収めるとか、ゴチャゴチャしがちな調味料を仕舞うスパイスボックスを組み込むとか、ゴミ箱を収納の中に入れるとか、モノを見せないデザインをお願いしました。」と奥さま。 意外に存在感の大きい冷蔵庫は、キッチン横のパントリー内に設置。キッチンスペースの外に冷蔵庫を配置することで、よりすっきりとした空間になりました。 パントリーにはリビング側からとは別に、玄関への動線を確保。これはアルティザン建築工房からの提案で、買い物でペットボトルなど重い荷物を持ち帰った時にも最短距離でパントリーに運び入れられるので、とても重宝しているそうです。
打ち合わせはかなり回数を重ねましたが、奥さまお気に入りの空間が完成。デザインが美しく、いつも片づいた状態が保て、手際よくお料理ができるという使いやすさも兼ね備えたキッチンは、奥さまのよきアシスタントかもしれません。
Data
- プランドゥリフォーム vol.33 掲載