リフォーム戸建て
友人たちも集いやすい別荘イメージの住まい<札幌・戸建てリフォーム>
アルティザン建築工房
長く空き家だった祖父母の家をリノベーション
「ここはもともと祖父母の家でした。10年ほど空き家になっていて、父が更地にして売るというので、片づけを手伝っているうちに、リノベーションして自分が住みたいと思うようになりました」家づくりのきっかけを、そう話し始めたHさん。設計をアルティザン建築工房に依頼したのは、同社でリノベーションした友人の家を見ていたから。「天井からハンモックを吊った、ちょっと変わった家でした。一応、他社の話も聞きましたが、僕の要望に応えてくれるのはアルティザンさんしかないかなと思って、お願いすることにしたんです」
リゾートの別荘気分で暮らせる開放的な家に
コンセプトは「リゾートの別荘気分で暮らせる家」。一番に要望した広い土間は、南向きに大きな窓を設けた明るい造りで実現。床上のLDKでは、対面キッチンの背後にお酒をディスプレイできる棚を造作し、料理をしたらそのまま食事ができるようにカウンターもキッチン前に設けました。一方、お風呂や洗面などは2階に配置。テレビやソファも2階に置いて、寝るまでの時間を1階に降りずに過ごせるようにしました。
人との交流を楽しむオープンマインドの空間
お風呂や洗面を2階に設置したのには、「1階をなるべく広くして、交流スペースにしたい」という理由もありました。庭には人工芝とコンロを置ける平板を敷き、バーベキューを楽しめるようにセッティング。余計な解体費用をかけないようにと、アルティザン建築工房の提案で、既存の基礎を活かした広いウッドデッキも設けられ、多い時には10人近くで楽しい時間を過ごしています。庭ではご両親の指導のもと、ナスやピーマン、シシトウ、トマトなどの家庭菜園にも挑戦中。お祖父さまが手塩にかけていたブドウの木も、秋にはたわわに実をつけます。「お客さんが来た時にくつろいで過ごせるような空間にしたかった」というHさん。南の島のゲストハウスを思わせる雰囲気は、Hさんのオープンマインドな人柄を表しています。
Data
- 築年数:48年
- 種別・構造:木造平屋建て
- 床面積:1階62.1㎡(減築25.38㎡)・2階60.63㎡(増築11.49㎡)
- 工期:約4ヵ月
- リフォーム費用:~2,000万円
- プランドゥリフォーム vol.33 掲載