リフォーム・リノベーション専門雑誌「プランドゥリフォーム」に掲載中のコラムのウェブ版です。
カリスマドッグトレーナーのシーザー・ミランさんもいっています。「ワンコは何ひとつ悪くない。全ては飼い主の接し方に問題あり」と…素敵なお家で暮らすには人にもワンコにもルールが必要ですよね。楽しい生活のために、お家のリフォームと一緒にワンコとのコミニュケーションも見直してみませんか?
今よりも、もっともっと楽しい暮らしが待っているような気がしませんか。
犬の散歩をしていると、本当にさまざまなワンコとさまざまな飼い主にお会いします。
ワンコの行動パターンを大きく3つに分けると犬にも人間にも好き好きオーラを振りまく〜アイドルタイプ。人間には愛想よく寄るけど犬には見向きもしない〜女優タイプ。そもそも、人にも犬にも自分から近寄るなんてありえない〜セレブタイプ。
例えの良し悪しは別としてこのような感じに分類できませんか?
人間界には『生まれ持っての性格』という言葉がありますがDNAにより性格が決まるというならば全ての犬にしつけも環境も関係ない!ということになりますよね!
すなわち、アイドルタイプの犬が好きであれば親犬がアイドル系の性格の犬の子を飼えば一件落着!ということになりますが果たしてそうなのでしょうか…。
私の犬友達にチワワの姉妹がいます。 上の子はおばさんの家でぬくぬくと育ち、下の子は独身の従妹の家でと別々に育ちました。2匹のワンコレディたちは今年で9歳になります。
もちろん、時間差で生まれての姉妹ワンコなのでDNAは一緒ですよ。
さてさて、二匹を見てみると全く違う行動パターンなのに驚かされちゃいます。
お姉ちゃんワンコは人も犬もいないのに、外に出るとひたすら吠えながら歩きます。おばさんは散歩恐怖症になり、ワンコと一緒には外出しなくなったといいます。
一方、妹ワンコは人にも犬にも自分からは行かないけど吠えたり逃げたりせずに他の犬とも一緒にいることができちゃう可愛子ちゃん。
はて?同じ姉妹なのにおかしいですよね
概略は「幼いときの性質や培った習慣は、老人になっても変わらない」というたとえですが、もう少し細かく見てみると、『人格の基本的なところは言葉を話せるようになるまでの間(すなわち3歳くらいまで)に受けた養育の質が安心感や安定感につながり人格の形成に影響する』という説があります。
人間でいう3歳まではワンコにあてはめると1歳以下になります。
小犬でお家にきて一緒に暮らし始めるのは一般的に生後2ヵ月くらいからでしょうか。
「うちのバカ犬が」とか、「うちのは何も覚えなくて」などという声を聞きますが、お宅のワンちゃんがいうことを全く聞かないワンコだとしたらそれは、ワンちゃんのせいだけではないかもしれませんよね。
作家・エッセイストの千石涼太郎さんのエッセイ
救急救命士で救急医療に従事したのち、カイロプラクティックを学び、開院した経緯をもつ院長が綴る健康コラム
犬との暮らしを綴ったほのぼのコラム
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