リフォーム・リノベーション専門雑誌「プランドゥリフォーム」に掲載中のコラムのウェブ版です。
自宅での時間が増え活用時間が増えてきている中YouTubeやオンラインなどを使用し、さまざまなエクササイズをすることも流行っているようです。
そこで今回は、自宅で運動に取り組む際に効率を上げていく豆知識をご紹介したいと思います。
運動には筋力を上げるもの、 脂肪を燃焼しダイエットにつなげるもの、柔 軟性を上げるもの、単純に楽しむためのものなどがあります。筋力を上げたいのにストレッチをしたり、柔軟性を上げるのにウォーキングをしたりなど、 ちぐはぐなことなのは想像できると思います。
まずは「運動の目的をはっきりさせる」 ここを設定しないと効率も悪く継 続も難しくなります。
ご自身の目的がはっきりしたらそこに沿うようなエクササイズを選択していきます。
以下に簡単に目的別エクササイズを列挙しますので参考にしてみてください。
運動の効果を上げるには栄養摂取をセットで考えなく てはいけません。 また、ケガの予防のためにも大切になります。現代食は糖質と脂質が多く、たんぱく質が少なめなも のが多いので注意が必要です。運動の後や疲労が残って いるときは特にたんぱく質を多くとりましょう。身体は食べ物からできています。脂質やたんぱく質は 身体を作る材料です。糖質は身体を動かすエネルギー。糖質も過剰になれば脂肪に返還されるので、摂取するタ イミングも重要です。
運動前は糖質を、運動後はたんぱく質を、脂質はなる べく控えめにしておくのが健康的で運動効率を上げる食 生活の第一歩だといえます。
筋肉や運動神経など身体は休養を取っているときに成長します。休養ばかりでは衰える一方ですが、運動ばかりだと消耗が激しく成長には至りません。有酸素運動やストレッチなどの軽い負荷の運動は毎日行っても構いませんが、週に1度は休養日を設けましょう。逆に休養が多すぎても成長が見込めないので、週に3回は行いましょう。筋トレなど強度の強いトレーニングは週に1回、多くて2回で充分です。毎日やりたい場合は日によって部位を変えて行うのがお勧めです。それでも週に1度は完全休養日を設けましょう。
休養日といっても何もせずゴロゴロするより、アクティブに過ごすほうが身体にとって良い休養になります。そもそも運動は日常生活をより健やかで快適にするためのも のです。運動のために疲れ切ってゴロゴロしてしまっては本末転倒になります。なかなか外出しにくい世の中になってはしまいましたが、ソーシャルディスタンスや手洗いマスク などの感染予防を心掛 け、レジャーなどに出かけ ると心身ともに良い休養になります。
おうち時間を有効に使うことは、日々の生活やその積み重ねである人生を充実させることに繋がります。その中でも運動は心身を健康に導き、日常生活で使われる体力を養い、気分をリフレッシュさせ、老化の予防にも繋がります。おうち時間のほんの15分、運動に時間を割くことで様々なメリットがあると思います。
作家・エッセイストの千石涼太郎さんのエッセイ
救急救命士で救急医療に従事したのち、カイロプラクティックを学び、開院した経緯をもつ院長が綴る健康コラム
犬との暮らしを綴ったほのぼのコラム
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